2000年付の記事は過去の短歌連作 1999年付の記事は過去の評論 2004年~2017年の記事は旧「はてなダイアリー」から移行したものです
第3歌集『memorabilia/drift』(書肆侃侃房)と第4歌集『polylyricism』(短歌研究社)の発売から1年半ほどが経過しました。両歌集は私の手元にも在庫がまだありますので標記キャンペーンを開催いたします! なお、本キャンペーンは発行元・発売元には一切関…
(自分の気持ちの整理として記します)昨年、ある同僚が亡くなった。亡くなった友人や先輩、同僚は少なくないのだけれど、どうもこの同僚の死はほかの人に比べて一層濃い陰を私に落としている。たとえば、岡井さんの死も私のなかで決して小さくはない。亡く…
加藤治郎氏に誘われて2003年6月に入会した未来短歌会を、次の会費切れとなる2024年5月末をもって退会することにしました。当の加藤治郎氏による、様々なセクシャル/パワー/モラル・ハラスメントに対し、ハラスメント被害者の回復と今後の防止に向けた自浄作…
はじめに 大変遅くなってしまい申し訳ございません。旧Twitterで深水英一郎さんにより公募されていた第3回AI歌壇について、ようやく選評を記します。第3回 #AI歌壇 人間選者として中島裕介さん( @yukashima )にご参加いただきました第3回AI歌壇の締切は10月8…
(ブログの上位記事として表示されるように、便宜的に2023年の記事としています。いつか2022年11月20日付けに戻します。) 全然更新できてなくてすいません。家のことと仕事と大学院と、そして短歌のことで手一杯でした。 そんなこんなで、2022年11月20日(…
note.com加藤治郎氏(以下敬称略)による上述のnoteが、従前とは別のnoteアカウントにより記されていることを承知したのは11月9日夜であった。いずれにせよ、従前と変わらず、問題の把握と認識に乏しく、Aさんや私、短歌界隈への謝罪を欠いた文章であったこ…
加藤治郎氏(以下敬称略)が当方に対して〈新しいnote〉で記事を書いておられるのを確認した。従前のnoteにアクセスできなくなったのか、心機一転したくなったのかは存じ上げないが、スクリーンショット的に、これまで加藤が当方に言及する形でnoteで書いて…
(2023/12/12 22時に記事を復元しました)みなさま、お疲れ様です。ここから次の見出しまでは2019年11月27日付本ブログ記事で#MeTooを発したAさんと中島によるご報告となります。中島がAさんからの要望をもとに記事草案を書き起こし、Aさんによる確認後にこ…
書きたいほう 昨日9月22日、朝から息子が通う保育園の親子遠足に行っていました。遠足から帰宅したら、息子とシャワーをさっと浴びて、着替えて……とは順調に行きませんでした。前日までは息子も授賞式を楽しみにしてくれていたのですが、遠足で疲れたのか「…
ご無沙汰しております。2019年11月26日~12月27日までの間に標記シリーズを掲載いたしました。シリーズとしては一旦終了したのですが、その後の出来事を簡単に報告・情報共有をいたします(以下、敬称略)。yukashima.hatenablog.com yukashima.hatenablog.c…
昨日午後に短歌研究社の旧Twitterやウェブサイトにおいて、第41回現代短歌評論賞の結果が発表されました。おかげさまで、拙稿「〈前衛〉と実作 ――生成AI時代に、人が短歌をつくること」が受賞することとなりました。第41回「現代短歌評論賞」は中島裕介さ…
歌集2冊を刊行する機会ということもあって、2022年11月20日の文学フリマ東京35に出店することにしていた。――というより、実際のところは「歌集の刊行準備をのんびり進めていたものの、いつまで経っても私が諸々の作業(特に校正が苦手)を後回しにしてしまう…
過去4年くらいの総合誌・同人誌・別人誌で、以下のような連作を掲載していただきました マンションの前、20mほどの:「ふは」 安全だが安心でない:「扉のない鍵」第2号 歯車と大根:「京大短歌」第26号 準急:「フワクタンカ78」 天井を向く:「短歌往来」…
いまの私は心理学を学ぶ博士課程の学生でもある。心理学を学びはじめてもうすぐ1年が経過しようとしている。「マンガでわかる統計学」*1やいろんな統計学の入門書を読んではみるが、自分の研究にどう活かせるのか/活かさないといけないのかがピンと来ていな…
前の記事(回顧、に至らない - Starving Stargazer!)で一旦は断念した回顧ですが、短歌をはじめた1995年から第一歌集を刊行した2008年までの極私的回顧を綴らせてください。
仕事も勉強も短歌もやらないといけないのだけれど、ある記事を拝読して居ても立っても居られない気分になったので。http://www.yuhikaku.co.jp/shosai_mado/2203/index.html?detailFlg=0&pNo=24以前、Twitterのスペース(音声会話機能)で「中島は2000年以降…
(2022/02/24朝、標題を修正しました)(標題は光森さんによるtankafulの記事のオマージュです) tankaful.net先日、あるきっかけがあり、令和4年(2022年)版の角川「短歌年鑑」をもとに、100名以上の会員を擁する短歌結社をリストアップしました。その結果…
前回更新からだいぶ間が空いてしまいました。1月29日に東京大学教育学部附属中等教育学校(東附)の主催にて「短歌が照らす小さな世界、輝く世界」というタイトルで講演を実施させていただきました。1月29日(土)、歌人の中島裕介さんによる講演会「短歌が照…
4月から東京大学大学院教育学研究科博士課程にて、教育心理学を学ぶことになりました。昨日は43歳の誕生日でした。先ほど合格発表があり、4月から東京大学教育学研究科の博士課程に通います。働きながら、短歌と創造性について、教育心理学分野から研究して…
角川「短歌」2020年10月号に掲載していただいた、「岡井隆略年譜」について。短歌 2020年10月号発売日: 2020/09/25メディア: 雑誌 発端 中島からの回答 補足 その後(2021年1月23日追記) [余談]我田引水すると 発端 「現代短歌」83号(3月号)の特集「追悼 …
先日引っ越したのですが、これを機にマンガ単行本のほとんどを手放すことにしました。7千冊くらいはあると思いますーー何度かマンガ蔵書データベースが壊れているのではっきりしないのです。 12〜13年くらい前から、買った単行本をデータベースに登録した上…
ほかにも色々と思い出はありますが、昨日ツイートしたものを再掲しておきます。 岡井さんは、私が実物を見た初めての歌人で、岡井さんを驚かせたくて短歌を作っていた時期もある(それで「多声のコンポジション」が生まれました)。岡井さんは50離れた私をラ…
(細見さんのリプライツリー順にコメントまたはツイートを付ける形にしています)1.ひょっとしたら自分には予知能力のようなものがあるのかも。今日のお昼、久しぶりに、またミューズ問題でカッカしていたら、夕方届いた『未来7月号』で細見晴一が見事に炎…
短歌の喩的表現のキィは名詞でも、助詞・助動詞でもない。動詞だ。 高野公彦が何度か述べたように、動詞が3つ以上ある短歌は冗長になりやすい。それは、動詞そのものが喩的なイメージをはらみ、動詞のイメージが散乱すると一首のまとまりが失われてしまうか…
おかげさまで無事終了いたしました。私の司会力が至らなかったのがとても悔やまれるところです…。もし都合が付けば、今回のトーク内容の論点を整理した上で、リベンジしたいと思います!三沢左右と難波優輝とその愉快な中島裕介 ちなみに、2年前に詩人の橘上…
(5月10日13:30 修正しました)【Youtube Live配信に変更!】歌人の三沢左右さん(@misawasou)と、美学者の難波優輝さん(@deinotaton)と「短歌における、作者という存在の意義」についてのミニ公開座談会を、5月17日(日)14:00~15:30に開催いたします。…
(以下、なぐり書きなので、後日適当に修正します) 今後、みなさまがzoom等を使ったオンライン歌会を行う際の参考となれば幸いです。COVID-19による集会自粛が続いていることから、3月28日午後に9名(私を含む)でzoomによる歌会を開催いたしました。3月28…
約1か月にわたり、加藤治郎のTwitter上の発言やnote記事などの検証を図りました。今回は総括(振り返り、成果、反省点、今後)について記し、本シリーズ記事の完結とします。 振り返り 成果 反省点 今後
本シリーズ記事の開始後、「加藤の言動に困ったことがある/困っている」といったご連絡を当方に複数いただきました。総括の前に、加藤のハラスメント言動として、個人名を伏せた上で共有させてください*1。私が、加藤が行った言動について複数の方から伺っ…