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【U22+学生限定】「中島の歌集もらった。しかたないから紹介してやる」キャンペーン

第3歌集『memorabilia/drift』(書肆侃侃房)と第4歌集『polylyricism』(短歌研究社)の発売から1年半ほどが経過しました。両歌集は私の手元にも在庫がまだありますので標記キャンペーンを開催いたします! なお、本キャンペーンは発行元・発売元には一切関…

未来短歌会を退会します

加藤治郎氏に誘われて2003年6月に入会した未来短歌会を、次の会費切れとなる2024年5月末をもって退会することにしました。当の加藤治郎氏による、様々なセクシャル/パワー/モラル・ハラスメントに対し、ハラスメント被害者の回復と今後の防止に向けた自浄作…

第3回AI歌壇選評(中島裕介)

はじめに 大変遅くなってしまい申し訳ございません。旧Twitterで深水英一郎さんにより公募されていた第3回AI歌壇について、ようやく選評を記します。第3回 #AI歌壇 人間選者として中島裕介さん( @yukashima )にご参加いただきました第3回AI歌壇の締切は10月8…

第3歌集『memorabilia/drift』と第4歌集『polylyricism』の同時刊行のお知らせ

(ブログの上位記事として表示されるように、便宜的に2023年の記事としています。いつか2022年11月20日付けに戻します。) 全然更新できてなくてすいません。家のことと仕事と大学院と、そして短歌のことで手一杯でした。 そんなこんなで、2022年11月20日(…

文学フリマの出店時に電子決済(SQUARE)を導入しようとして失敗した

歌集2冊を刊行する機会ということもあって、2022年11月20日の文学フリマ東京35に出店することにしていた。――というより、実際のところは「歌集の刊行準備をのんびり進めていたものの、いつまで経っても私が諸々の作業(特に校正が苦手)を後回しにしてしまう…

2018年頃から総合誌等での短歌連作の掲載情報を書いていなかった……?!

過去4年くらいの総合誌・同人誌・別人誌で、以下のような連作を掲載していただきました マンションの前、20mほどの:「ふは」 安全だが安心でない:「扉のない鍵」第2号 歯車と大根:「京大短歌」第26号 準急:「フワクタンカ78」 天井を向く:「短歌往来」…

第一歌集に至るまでの極私的回顧(1995~2008) 

前の記事(回顧、に至らない - Starving Stargazer!)で一旦は断念した回顧ですが、短歌をはじめた1995年から第一歌集を刊行した2008年までの極私的回顧を綴らせてください。

回顧、に至らない

仕事も勉強も短歌もやらないといけないのだけれど、ある記事を拝読して居ても立っても居られない気分になったので。http://www.yuhikaku.co.jp/shosai_mado/2203/index.html?detailFlg=0&pNo=24以前、Twitterのスペース(音声会話機能)で「中島は2000年以降…

[試験に出ない短歌の数字]2012年→2022年の短歌結社の会員数

(2022/02/24朝、標題を修正しました)(標題は光森さんによるtankafulの記事のオマージュです) tankaful.net先日、あるきっかけがあり、令和4年(2022年)版の角川「短歌年鑑」をもとに、100名以上の会員を擁する短歌結社をリストアップしました。その結果…

東京大学附属学校での講演について&YMO作歌フレームワークについて

前回更新からだいぶ間が空いてしまいました。1月29日に東京大学教育学部附属中等教育学校(東附)の主催にて「短歌が照らす小さな世界、輝く世界」というタイトルで講演を実施させていただきました。1月29日(土)、歌人の中島裕介さんによる講演会「短歌が照…

岡井隆のはなし(ツイート再掲)

ほかにも色々と思い出はありますが、昨日ツイートしたものを再掲しておきます。 岡井さんは、私が実物を見た初めての歌人で、岡井さんを驚かせたくて短歌を作っていた時期もある(それで「多声のコンポジション」が生まれました)。岡井さんは50離れた私をラ…

【Youtube Liveに変更しました】オンライン・ミニ公開座談会「三沢左右と難波優輝とその愉快な中島裕介」(5月17日14時)

(5月10日13:30 修正しました)【Youtube Live配信に変更!】歌人の三沢左右さん(@misawasou)と、美学者の難波優輝さん(@deinotaton)と「短歌における、作者という存在の意義」についてのミニ公開座談会を、5月17日(日)14:00~15:30に開催いたします。…

オンライン歌会のすすめ ーーzoomを使って歌会を開催する際のポイント(途中稿)

(以下、なぐり書きなので、後日適当に修正します) 今後、みなさまがzoom等を使ったオンライン歌会を行う際の参考となれば幸いです。COVID-19による集会自粛が続いていることから、3月28日午後に9名(私を含む)でzoomによる歌会を開催いたしました。3月28…

東北大学 学際連続セミナー2019「ことばのデザイン ――意識してことばを紡ぐ」

はぁ~、ひさしぶりの明るい話題です!! 10月25日(金)16:20~19:30に東北大学川内北キャンパスにてセミナー「ことばのデザイン ――意識してことばを紡ぐ」を開催いたします。今回は3時間1本勝負。昨年までの6時間版のエッセンスをぎゅっと濃縮してお待ちし…

「短歌研究」3月号の時評など

「短歌研究」2019年3月号に時評「生きづらさ、と、生きる」を掲載していただいております。 また、杉中昌樹さんによるフリーペーパーに浅田弘幸先生のマンガ『テガミバチ』に着想を得た「テガミバチのreminiscence」10首を掲載していただきました。こちらは…

『Starving Stargazer』から10年

本日2018年11月17日で『Starving Stargazer』(ながらみ書房)が刊行されて10年が経過したことになる。 明るい日差しの差し込むビルで初版部数を決めた。ある人の第一歌集の初版部数と同じ600部にしたい、と伝えたら「それは……(そこまで売れないと思うから…

先日書いた記事を、Archive的な位置へ動かしました。

(記事の日付表示を変えましたが、URLそのものは変わっていません) 片上雅仁氏「中島祐介の表現形式」(「遊子」2004年2月号)にこたえる http://yukashima.hatenablog.com/entry/2018/05/25/003819「短歌人」2018年4月号斎藤寛氏時評「AIを使って作る短…

第26回文学フリマ東京に参加します

1978年生まれの歌人16名によるアンソロジー「フワクタンカ78」(200円)を頒布します。*1 その他、実用可能なジョークグッズとして「短歌で飯を食う箸」「文学で飯を食う箸」「短歌で身を立てるエッグスタンド」「文学で身を立てるエッグスタンド」を頒布。 …

「フワクタンカ78」(仮)の刊行予定と参加者公募について

1978年生まれの歌人によるアンソロジー「フワクタンカ78」(仮題)を5月の文学フリマ東京で頒布予定。そのため1978年生まれの歌人の方のご参加を広く募ります。参加をご検討くださる方には詳細をお送りしますのでDM(FF外可)でご連絡ください。— 中島裕介 (…

「(角川)短歌年鑑 平成30年版」における座談会「AIは短歌を詠むか」で使用した資料について

「(角川)短歌年鑑 平成30年版」座談会において、当日配布された資料から一部の加除を行ったものを公開する。短歌年鑑 平成30年版 (カドカワムック)出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/12/07メディア: ムックこの商品を含むブログを見る 1.「人工知能…

号外「近況報告」→「人間関数―トルタオーディオブック」

ブログ(はてダ)というメディアをすっかり失念してしまっておりました。今週9日(日)にBuoy[ブイ]/北千住アートセンターで開催されるプレオープニングイベント「人間関数―トルタオーディオブック」にゲストとして出演させていただきます。作・演出はトータ…

季刊「近況報告」

生業でバタバタしています。 「短歌往来」4月号 特集「風さそう春のうた」に「新宿御苑、逢着」10首+エッセイを掲載していただいております。 「うた新聞」4月号に「嘘つきとして生きてきた」5首を掲載していただいております。 「短歌」(KADOKAWA)4月号に…

大阪短歌チョップ2 ワークショップ「新しい短歌、あなたもつくるんです ――短歌ゴコロに火をつける」スライド

【公開用】新しい短歌、あなたもつくるんです(大阪短歌チョップ2 ws)

ワークショップ「新しい短歌、あなたもつくるんです――短歌ゴコロに火をつける」にむけて

(1)2月25日(土)の大阪短歌チョップ2で、16時半から1時間半、ワークショップ「新しい短歌、あなたもつくるんです――短歌ゴコロに火をつける」を開催しますが、実は席数にまだ結構余裕があります。【参加申込と事前課題提出の締切は別】なので、気軽に参加…

季刊「近況報告」

12月の投稿で 2017年については…… 「短歌往来」2月号に、何らかの書評が掲載される予定です。 2月に行われる何らかのイベントでなんらかをやる予定です。 夏までに、第3歌集と、短歌とクリエイティビティに関する一般書の同時刊行を目指します。 もしかする…

季刊「近況報告」

また、掲載情報などのお知らせ、です。 2016年11月23日に開催された第23回文学フリマ東京で「Wintermarkt」が販売されていました。前回記事でお知らせした連作「Stage Strategy あるいはBrexitのホムンクルス」が掲載されています。 「歌壇」2016年12月号に7…

国際詩歌祭ってできないかなあ 歌集と一般書は、来春刊行を目標にがんばります。 短歌に役立つ哲学、言語学、美学、文学批評なんかの勉強会ができないかなあ なんてことを思っていますが、致命的に時間と体力と気力が足りません。どうしましょう。

年刊「近況報告」

気を抜くと、ブログを持っていたことすら忘れてしまいます。Twitterがあれば十分、って気分になってしまうんでしょう。もう、よほどのことがなければ年1回くらいでいいよね……。 前回の、近況報告が2015年10月(その後、阪大でのWS情報の更新はあったものの)…

大阪大学でのワークショップ「最強のリベラルアーツとしての短歌 〜クリティカルシンキング編 ことばをデザインする〜」情報共有

→2014年冬の「最強のリベラルアーツとしての短歌」はこちら。2015年11月27日・12月4日に実施する標記ワークショップのスライドや参考資料等を情報共有するためのページです。2016年2月中4月中旬をめどに更新いたします。 ↓ 3月26日午後、スライドを公開しま…

「最強のリベラルアーツとしての短歌 〜クリティカルシンキング編 ことばをデザインする〜」

昨年に引き続いて、11月27日・12月4日(いずれも金)の2回、17時から20時まで大阪大学豊中キャンパスにて開催される「最強のリベラルアーツとしての短歌 〜クリティカルシンキング編 ことばをデザインする〜」ですが、まだ空席があるようです。 http://www.o…