加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(21)「Stargazerに(1)「短歌研究」授賞式の夜」に応える

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加藤治郎氏(以下敬称略)による上述のnoteが、従前とは別のnoteアカウントにより記されていることを承知したのは11月9日夜であった。いずれにせよ、従前と変わらず、問題の把握と認識に乏しく、Aさんや私、短歌界隈への謝罪を欠いた文章であったことから本記事を記す。
加藤による記事の、当ブログへの転載は、ブログの改変を防ぐためにやむを得ず行ったものであり、本意ではない。
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「しかし、Aさんのことで袂を分かった。」

否である。私は加藤による2019年2月のミューズ発言に対して「未来への出詠を行わない」と同年3月に宣言を行った。これは、2013年から2019年まで、加藤によるAさんへの長期間のセクシャルハラスメントについて私が承知する前のことである。

「未来短歌会の仲間である」

この加藤という御仁は、私に700万(芸能人のスキャンダルが週刊誌に取り上げられた場合の名誉棄損請求ですら300~500万円である。加藤自ら「自分は芸能人以上の存在である」と当方指摘の公益性を認めているようなものだ)を請求し、弁護士を自ら立てて、直接接触を自ら禁じ、Aさんや私のことを文書上で一方的に詰り*1、加藤とその代理人が返答に窮したのか途端に幾年も無視した。自ら詰り、無視した相手を「仲間」とは大変な了見である。恥を知るべきである。仲間というなら、当方の一連の記事とともに、内容証明郵便やその督促に対しても応えるべきである。

「『念のため録音します」。彼はスマホで録音を始めた。私は、驚いた。意味が分からず呆然と立っていた。弁護士に電話しているようだった。」

文章としておかしい。スマホを起動し、録音をはじめるまでの操作に数秒から十数秒かかる。弁護士に電話する余裕などないし、「録音します」と宣言した以上それ以外の行為を行うわけがない。ミスリーディングである。必要があれば、この際に録音した音声を公開するが、録音開始後、現代短歌評論賞の受賞者写真撮影まで1分もなかった。撮影のためにカメラマンや短歌研究社関係者が中島を幾度も呼ぶ声が録音されている。私は幾度も呼ばれてもなお、加藤にギリギリまで応対した。

「これが現実なのだ。私は、自分の甘さを思い知った。」

「甘さ」とわざわざnoteに書きつつ、当方やその代理人に、短歌研究社4賞授賞式の前に謝罪なり、返答なり、請求の取り下げなりが一切なかったのはどういうことか。そもそも、自分で「名誉棄損だ!直接話しかけてくるな!弁護士を通せ!」と言っておいて、直接話しかけたのが「甘さ」というなら、自分のやったこと――中島に対する名誉棄損請求にとどまらず、Aさんやそれ以外の方々へのハラスメント——に対する認識の甘さ以外の何物であろうか。それを感傷的被害者ぶった文章を記すとは何事か。

以降についても、加藤が感傷的被害者ぶった文章が続く。こちらについて、文学的分析をお望みの読者が多ければいくらでも応えるがおそらく有益ではない。
noteの「スキ」機能について、ブックマークとしての「スキ」であるならば止めはしないが、加藤の同記事への〈スキ〉を内心から表明する御仁については、一連の事情に対する読解力か、現代日本社会における正気を疑う。


以上のように、加藤が相変わらず前後の文脈を無視し、感傷的な文章によりファンを煽動し、当方への攻撃を募らせることが妥当であるとは当方は考えていない。

*1:この文書を伏せているのは、私の加藤に対するせめてもの情けだ