公正 の検索結果:

短歌とか言語の営みにかかわる者にとっての、公正さについての雑感

…/いた一部の方々の不公正な言動を、わざわざ「不公正だ」と言ってきたのか。 自分のブログ内で検索してみても、ここ6年ほど公正/不公正についてしばしば言及せざるを得なかったことがわかる。 公正 の検索結果 - Starving Stargazer! なぜ「公平」とか「正義」ではなく、「公正」について語っているのかというと、公正さは社会やコミュニケーション、正義について考えるうえでの土台だからだ。 朱喜哲『〈公正〉(フェアネス)を乗りこなす』(2023、太郎次郎社エディタス)のP.…

拾遺:「HAJÓS」のための日記(わたしはどんな船に乗ってしまっているのか)

…変化について聞く。不公正な言動は血のつながりがある者であっても許せない、というのはよくわかる。カネがかかわるとなおさらだ。わたしでもそうするだろう。母の話を終えた後、フィットネスバイクを漕ぎに。帰宅後、土曜日のレジュメづくりに着手し、ひと段落ついたところで就寝。 8月23日(金) 朝、実母と子どもを見送り、家事を済ませてから出社。子どもはしばらく兵庫に帰省。わたしは朝から晩まで会議が続く。残業後、整体にかかる。明日のレジュメづくりを済ませ、深酒をしてから就寝。 8月24日(土…

加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(22)「Stargazerに(2)謝罪、中島裕介さんに」について

…り非常識的であり、不公正です。 「Aさんの出廷を避ける点を相互に合意できるならば中島を訴えたい。それだけの証拠が自分にある」というのであれば、その旨を当方代理人弁護士に伝えればよかったのです(Aさんの出廷を避けたい旨は2020年2月の貴殿代理人弁護士からの文書にもありましたし、当方としてもAさんを巻き込むつもりはありません)。「保留する」というのであれば、期限を示して保留する旨を当方代理人弁護士に伝えればよかったのです。 4年も報連相を自ら怠っておいて、時効から1年以上が経過…

【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(17)総括

…によるジェンダー的不公正の問題 〈権力〉の行使による文学的不公正の問題 前二者の背景となる、一般的読解能力(リテラシー)の問題 これらの問題の説明として、実際の加藤の言動にふれることになります。 「短歌におけるニューウェーブ」という概念の検証には踏み込みません。 加藤の言動における前掲3点のうち、1点目と2点目の問題は、あくまで、既存の〈権力〉の構造的問題が発露した一例であると見なします。 成果 公正あるいはハラスメントという観点から、「振り返り」で挙げた諸点について、16回…

【補遺】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(14)ハラスメントについて

…点を「ジェンダー的不公正」「文学的不公正」「リテラシーの問題」の3つに分けましたが、今回は別の角度から――「ハラスメントであるとしたら、どういうハラスメントであるか」を、厚生労働省や法務省などが示す定義に応じて、私の理解を書き残しておきます。*1 結論を先取りすれば、私は「シリーズ記事(3)で指摘したのは『パワー・ハラスメントの側面を持つセクシャル・ハラスメント』、詩客時評連載への圧力は『パワー・ハラスメント』または『モラル・ハラスメント』、その他は『モラル・ハラスメント』」…

【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(11)2019年6~7月

… 闘争と連帯、社会的公正、尊厳 ここで扱わなければならないこと 権力と権威は表裏一体 ボランティア(無償)だからこその権力 「歌壇」7月号時評、斉藤斎藤による「作者にとって私性とは何か」 「歌壇」7月号に時評として、斉藤斎藤による「作者にとって私性とは何か」が掲載されます。6月17日、加藤は斉藤の時評に励まされたという主旨のツイートをします。斉藤斎藤の時評「作者にとって私性とは何か」を拝読(「歌壇」2019年7月号)ようやく光が差した思いであるメモワールのriskを見極め、ハ…

【補遺】ジェンダーや表現の自由に関する、中島のスタンスについて

…文脈と、ジェンダー的公正の文脈、オタク差別の文脈が競合する。判定保留。4.ポスターを見た者の不快感を招く可能性、公共の場に置かれることの妥当性については議論の余地あり。「1及び2を優先して、「宇崎ちゃん」ポスター掲出はアリ。ただし、3及び4の論点の議論が行われるべき」。 こういうの書くと燃えそうなのでそこまで気乗りしないのですが、ひとまず表明しておきます。 後日、関係しそうな記事や参考文献など(気が向いたら)ここに挙げておきます。 *1:内心でどう思おうが、言動に移さない限り…

【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(10)2019年5月:詩客時評前後の、加藤による脅迫(背景の時系列の確認)

…上で、ジェンダー的不公正や文学的不公正について議論がしたい、ということであれば私は真っ向から応じます。 *1:四角で隠した箇所は、他の歌人への言及がある箇所。詩客記事に直接関わらないため、ここでは開示しません *2:ただし、「立場上発言ができない」ことを加藤が知っていたのか、それとも森川の忖度により玲にそう指示していたのかは、記事等から判別できません。 *3:2019年12月7日23:45、「そして」以降を追記しました。 *4:加藤はそれが許されるとご判断されているのですから…

【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(9)2019年5月:時系列の確認、詩客時評への反応、詩客時評前後の圧力

…手盛り」も、どんな不公正でも許されそうなものだ。詩客がこんな不公正のまかりとおる場であるならば、こちらは真っ平御免である。さっさと潰していただいて、他の皆で新しい場を作ろう。せめて本稿が、加藤や森川によって手を入れられることなく掲載されることを願う(なお、両名が本稿に手を入れたならば当然、相応の指摘と闘争をさせていただく)。「ミューズ」問題は、権威主義という氷山の、水面から出た一角に過ぎない。こういう無自覚な振る舞いが権威主義的だと指摘されたことが、加藤は現時点でもなお、本質…

【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(8)中間まとめ

…意点(ジェンダー的不公正関連) 留意点(ジェンダー的不公正関連以外) ここまでの流れ 目指すもの、扱うもの 【私が、長期的に目指すもの】 究極的には社会的公正の実現、特に短歌界隈(歌壇やネット上の短歌クラスタ等、短歌に関わる人々の全体)における、社会的公正の実現を理想とします。 具体的には、「短歌を楽しみ取り組みたい人々が、差別やハラスメントを受けず、短歌を楽しみ取り組める環境の実現」と現時点ではまとめておきます。 その実現のため、既存の〈権力〉に関する構造的問題の解消・改善…

【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(7)2019年4月

…ている加藤さんの、不公正な態度をよく表しています)— 中島裕介 (@yukashima) 2019年5月2日 8 #Twitterの難しさ 8中島裕介の論考の最大の問題点は、その正当性を誰も評価できないということです。編集責任者は、中島の論考が適切かどうか、判断できない。理由は、はっきりしています。中島が問題にしたミューズに関わるツイートの全体を把握することが困難だからです。— 加藤治郎 (@jiro57) 2019年4月28日 まさかとは思いますが、「ニューウェーブ歌人メモ…

(おまけ)「細見晴一『ジェンダーの壁』を批判する」を書きながら思いうかべた回顧のようなもの、など

…界隈において生じた不公正に関心を持つ方には、記事の全文を直接ご覧いただきたいところです。また、最近ですとブログ版冒頭でも引用した、レベッカ・ソルニット『それを、真の名で呼ぶならば ーー危機の時代と言葉の力』(渡辺由佳里・訳、2020、岩波書店)も非常に興味深い一冊でした。それを,真の名で呼ぶならば: 危機の時代と言葉の力作者:ソルニット,レベッカ発売日: 2020/01/30メディア: 単行本 これは拙稿「短歌結社の再定義」にも関わるところですが、短歌結社が文学的理念に基づい…

(ブログ版)「細見晴一『ジェンダーの壁』を批判する」

…後にはジェンダー的不公正のような、社会構造に起因する問題もあるだろう。 ただ、瀬戸がここで、男歌の系譜の歌人と、権力志向者と、無自覚な人などなどをひとくくりに「男性歌人」と呼んでしまうと、瀬戸が時評前編で指弾した*33「言われてしまうと、だまっちゃう」という状況を招来してしまうのではないか。「男性歌人」の態度の是非を問い尽くす前に、「〈男性〉であることが原罪だからしょうがないじゃない」と、男性が「男性」として生きることの社会的意義や困難、あるいは、医学部入試における得点操作事…