澁澤龍彦、松井茂、Noism

昨晩1時就寝、5月9日5時半起床。今日はお休み。

朝ごはんを作り、掃除・洗濯。でもまだ8時。本を読む。10時から近所の美容室で髪を短くしてもらう。

12時半に、某政府系文化機関の某センターに勤務する方たちとランチを取るやくそくをしていたため、さいたま市へ。時間は短いが穏やかな時間を過ごす。あと、入社当初からお世話になっていたAさんが、幼少の頃から澁澤好きであることを初めて聞き吃驚。昼食後、14時にセンターへ来た先輩方に一言挨拶を申し上げる。それから埼玉県立近代美術館の「澁澤龍彦幻想美術館」展へ。澁澤マニアにとっては少し物足りない(とはAさんの弁)らしいが、まだまだ不勉強な私には充実した展示に感じられ、いい勉強になった。
その後、一旦帰宅。小一時間所用を済ませて新宿へ。松井茂さんの展示を観に行く。今日の新聞に囲まれた二人の男女が量子詩を呟く様に朗読している。

軽い夕食を摂り、北千住のシアター1010へ。19時よりNoism「PLAY2PLAY」を観る。客席は700くらいに500+100名くらい。

(以下、ネタバレ含む)(「ふくむ」と書いて「服務」が先に出た辺りが、私は人事課員であることを想起させる・・・・。)

普通の客席に500人くらい座っていて、舞台を挟んで奥に100席ほどの座席が用意されていた。舞台奥寄りに黒めのスモークのかかったアクリル板(だと思われる)が貼り付けられた、可動式の三角柱が8本、でこぼこした壁のように並べられている。ライトの当たり具合で三角柱の向こう側が見えたり見えなかったり、或いは鏡のように使われたりしている。今回の公演はこの三角柱が作品構成上のキーになっている。三角柱を挟んで、手前と奥とでそれぞれにパフォーマンスが行われ、それが入れ替わる様子を観ながら、「干渉する次元」という副題を思い出し、マクスウェルの悪魔のことを少し考えたりした。衣装や音楽も良い。ただ、まだ作品意図が十分にはつかめていないので、これについてはまた後日追記する。
体調と相談した結果、ポストパフォーマンストークを諦めて21時過ぎに帰宅、現在に至る。