tanka

「クリエイターのための言語学/言語哲学入門」(不定期)宣言

クリエイター(主に詩歌関係の実作者)向けの言語学と言語哲学(必要に応じて、美学や芸術学なども)に関する不定期連載を行うことをひとまず宣言します。私自身の生活・仕事・実作(短歌・小説)を優先した上での「不定期連載」ですので、長期にわたる上に…

笹井宏之第二歌集『てんとろり』刊行のお知らせ

Twitterではすでにお知らせしておりましたが、2009年1月24日に逝去された笹井宏之さんの第二歌集『てんとろり』が書肆侃侃房から、2011年1月24日に刊行されることとなりました。てんとろり 笹井宏之第二歌集作者: 笹井宏之,加藤治郎出版社/メーカー: 書肆侃…

「短歌研究」2010年11月号と「詩歌句」Vol.32(2010年秋号)

今日発売になったと思われる「短歌研究」2010年11月号に連作「woods in a mood」10首と短い文章が載ってるはずです(まだ読んでません)。ラインナップを見ると京大短歌や未来で淡いツナガリのある人が結構出ていて嬉しいですね。 あと、2010年秋号だと思う…

「oval」と「Right Eye」

2008年度未来賞をいただいた「oval」20首とその受賞第一作の「Right Eye」20首をこちらに載せました。

予測変換機能による(コンタクト)インプロヴィゼーションの作り方 Ver.101005

How to use it I 予測変換機能とは「携帯電話の使用者が最近入力した語、または多くの人が一般的に使用する語を基礎的なデータベースとして、携帯電話に入力された一部の文字から語全体、その語に続く語、または漢字変換候補を予測し、画面上に表示する電子…

オマケ付きPDF版を10月5日0時にアップします。

間奏歌集『予測変換機能による(コンタクト)インプロヴィゼーション/oval』のPDF版をオマケつきでアップロードします。ダウンロード無料、先着10名さままでですので、ご興味のある方はダウンロードしてご覧いただければ幸いです。ダウンロードURLは10月5日0…

勢いで

ブログの右サイドのデザインをちょっと変えました。

たまにはどうでもいいことを書こう・2

工房月旦を担当して半年。毎月締切ギリギリになってから「月旦をやらなきゃ」と思うのだけれど、そのつどあの映像が思い浮かぶ。

短歌関係の近況報告

最近はというと、 『詩歌句』秋号に自選20首とエッセイが載ります。 「未来」9月号の「今月の一人」欄にも歌稿(9首だったかな?)が載ります。 もしよろしければご覧ください。近日、このブログに載せられそうな歌稿があったら載せますね。 あと、忘れがち…

近況報告

ご無沙汰しております。4ヶ月もほったらかしになっていたので・・・。しかし、暑いですね。私も体調がなかなか優れず、ボンヤリしている時間と脂肪が増えました。ゆ、ゆっくり休んで、運動に充てる時間が欲しい・・・ガクリ。 たまにTwitterでつぶやいている…

『NHK短歌(テキスト)』5月号と6月号、『短歌研究』5月号

ご無沙汰してます。テキストの方の『NHK短歌』のジセダイタンカ欄で、現在発売中の5月号に「孤独な散歩者の瞳孔」5首、6月号にエッセイを書いています。前者はひさびさの<多声のコンポジション>でつくり、後者は<予測変換機能によるインプロヴィゼーショ…

報告 ―公開されているコメント

090105追記 美術評論家の樋口ヒロユキさんがブログ(id:higuchi1967:20100105:1262657797)で拙歌集を取り上げてくださっています。ありがとうございます! 樋口さんとは10年ほど前に大阪で初めてお目にかかり、それ以来、たまにイベント等でお声を掛けてい…

間奏歌集『予測変換機能による(コンタクト)インプロヴィゼーション/oval』の刊行について

完売しました。ありがとうございました。PDF版・iPhone版・Flash版のいずれかで今年末の再版を目指します。 予測変換機能とは「携帯電話の使用者が最近入力した語、または多くの人が一般的に使用する語を基礎的なデータベースとして、携帯電話に入力された一…

12月5日の読書会終了後、間奏歌集『予測変換機能による(コンタクト)インプロヴィゼーション/oval』をご出席者の方に配布いたしました。読書会から3ヵ月後、2010年3月5日付けの記事でお知らせしておりますので、ぜひご笑覧ください!

浅田弘幸さんファンのための、自歌自註 -第2回

お待たせしました!「浅田弘幸さんファンのための、自歌自註」の第2回です。 今回は短歌形式の外国語と短歌形式の和文ルビを合わせたタイプの歌について〜〜。楽しんでいただく方法の、一つが音を味わう方法、もう一つが意味を味わう方法だと思います。今回…

浅田弘幸さんファンのための、自歌自註 -第1回

どうもこんにちは。中島です。ようやく書き始めました。(とはいえ、職場の昼休みなので、途中まで。) 浅田先生の作品と自分の歌とで、一番イメージがリンクしやすいと思われるのは、『I'll』のマイナスナンバーですかね。例えば、ってことで2首 思いがけず…

取り急ぎ、御礼

昨日は、浅田先生のブログを通じて、通常の20倍以上の方がこのブログをご覧下さいました。本当にありがとうございますm(_ _)m

あ、あかん・・・嬉しすぎて死にそうdeath*1

第1歌集『Starving Stargazer』の表紙を描いてくださった浅田弘幸さんがブログで拙歌集を取り上げてくださいました。嬉しすぎて死にそうdeath。

第一歌集と重複する連作について

このブログで以前から公開しており、かつ第一歌集にも一部または全てが掲載されている連作をここにまとめます。 無菌室に居るための舞踏譜 The vacant vehicle is not vain. format y/n - un-digital sketch - 無臭狂者による和声法 寡婦、月へ往還す 無菌室…

報告 ―販売について

100111追記 中古がついに90数%引きwwww 091031追記 Amazon、中古が6冊wwしかも基本6〜7掛けww私が買い戻してもいいけれど、ま、いいか。 081215追記 Amazon、キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!Starving Stargazer作者: 中島裕介,浅田弘幸出版社/メー…

報告 ―公開されているコメント

100107追記 12月5日に開催された読書会について、青磁社ホームページの、12月14日付の週刊時評で川本千栄さんに触れていただいています。ありがとうございます!

第1歌集『Starving Stargazer』のご案内*2

ーーーーー音と音、意味と意味、イメージとイメージの響き合いを味わえばそれでよいのではないか。そう考えたらたちまち楽しくなってきた。 栗木京子 ーーーーー久しぶりに現代短歌を読んだ。この香り高い中島裕介の第一歌集を前に、私は混乱し、当惑し、そ…

12月5日(土)に中野で『Starving Stargazer』の読書会が開催されます

第一歌集『Starving Stargazer』の読書会を、下記の通り開催していただけることとなりましたので、ぜひご出席ください。 なお、会場規模の都合上、出席者が定員に達した時点でご出席の受付を締め切らせて頂きますので、もしご出席いただける場合にはお早めに…

橄欖追放

東郷雄二先生のサイトで展開されている短歌評論コーナーの「橄欖追放」で笹公人『抒情の奇妙な冒険』が取り上げられているのですが・・・ かく言うわが家にも全63巻が揃っており、第5部のイタリアを舞台とするエピソードのゆかりの地をめぐる旅行を家族でし…

『新彗星』第3号について

ちょっと乗り遅れ気味ですが、『新彗星』第3号が出ました。id:theart:20091117:p2にも書きましたが、川本千栄さんと黒瀬珂瀾さんが『Starving Stargazer』について論じてくださっています。また、私も「one room」と題した新作20首を載せていただいています…

ながらみ書房出版賞も現代歌人協会賞も

駒田晶子さんの『銀河の水』が受賞されたとのこと!おめでとうございます。 まあ、どっちも私の歌集に可能性があるとは思ってませんでしたが、ちょびっとだけ悔しいですね。

浅田弘幸原画展に行ってきました

もう終わってしまったのですが、5月2日から5月10日まで歌集『Starving Stargazer』の表紙を手がけてくださった浅田弘幸さんの原画展が開催されました*1。 「最終日なら浅田さんが来てはるやろか・・・?」と目論んで5月10日に行ったところ大当たり!初対面だ…

近況報告

どうもご無沙汰しております。2月中旬からしばらく体調を崩しておりました(過労で?)が、生業もしばらくお休みしたので、身体の方は少しずつ復調してきました。ただ、歌がスランプ気味で困ってます。 第1歌集『Starving Stargazer』については、いろんな方…

笹井宏之さんを偲ぶ会のご案内

3月20日に笹井宏之さんを偲ぶ会が執り行われることとなりました。詳細は下記URLより。http://jiro31.cocolog-nifty.com/comet/

笹井宏之の死を悼む

同じ結社にいながらも、会ったことはない。でも、この死はとても淋しくてつらい。 彼の歌集『ひとさらい』を読み返しながら、笹井宏之という才能ある人の死に、心より哀悼の意を表したい。