ナチョ・ドゥアト、神村恵(は観に行った)

朝7時まで本を読んでいて、起きたら10時半。大急ぎで身支度して、北浦和へ。
餅つきしたり、餅食ったり。


昼過ぎ、神奈川県民ホールへ大急ぎで向かう。ギリギリセーフで開演に間に合う。
ナチョ・ドゥアト「バッハへのオマージュ」はほんっっとうにすばらしかった!動きも美しい!そして何よりエロい!バッハという選曲がモチーフそのものにも深く関わっていて、それを上手く汲み出した感じ。観ながら涙が出てきた。


夕刻、こまばアゴラへ。神村恵カンパニー「山脈」。
最初は何をやっているのか、正直よく分からなかった。*1途中、ふとワークショップのチラシに書かれていた「複雑な動きを身体の中で単純な線として感じたい」云々という言葉を思い出して、得心が行く。ある動きを徹底的になぞる、単純化?自動化?されるまでなぞるって感じだろうか。
じゃ、「山脈」って何?複数人でなぞる過程やその様子じゃ無い様に見せたいわけ?じゃ、それを上演することの意義って何だろ?などと考えていたら終演。宿題としておいておく。*2

たまたま隣に某劇団のOさんが座っていた(たぶん。2年前にお会いしただけで、向こうは間違いなく覚えていない)のだけれど、ふとOさんが何かつぶやいたような気がして、ちらりと盗み見たら「なにやんの、なにやんの」とうれしそうな顔で言っていたような口元だった(気がする)。他にも某カンパニーのIさんとか、一方的に見たことのある人がちらほら。

あと、どうでもいいけれど、こまばアゴラは狭くていつも困る。行儀よく座ってても膝で前の観客を蹴りそうになる。

*1:よく分からない理由が仮に僕自身にあるとしたら、その理由は何なのかを考えていた。「結局、舞台に神話性を求めてるってことか。それって私にとっての短歌に対するスタンスと同じなんじゃないか。根本的に私が何かを勘違いしているんじゃないか」とか、そういうこと。

*2:ちなみに、私は小学5年生の夏休みの宿題以降、いわゆる「宿題」を提出したことが無い。