予め申し上げておきますが、私は言語学の専門家でも言語哲学の専門家でもありません。学力不足で追い出されるように終えた大学院でも、専門的に学ぼうとしたのはフランス現象学であって、言語哲学については通り一遍の知識しかありません。言語学については一般教養の授業すら受けたことがありません。ただ、短歌をはじめとする表現活動を行う一環で、言語学や言語哲学に関する独学はしています。その独学の延長として、自分の勉強のためにもこの「クリエイターのための言語学/言語哲学入門」をやることにします。
大まかな見通しを立てると
を順番に行うことになるでしょう。
レベルとしては「大学の一般教養の授業」程度を目指します。そのため、なるべく簡単な用語でも注釈をつけるべきだとは思いますが、時間の都合もありますので、本筋の進行を優先し、必要に応じてWikipedia等へのリンクを張るか、場合によっては各自で調べていただくことになろうかと思います。*1