18日先週金曜日、レニ=バッソを観に行く。
同じ日に来ていた舞踊評論家の方々と、舞台に中身が無かったと強く共感する。
しかし、空っぽなところに意味を装飾させようとする。
空っぽなら空っぽでよい。それを何に向けてどう用いるか、が問題ではないのか。
そういう企みを感じないまま眠気と戦い、群舞になって目が覚め、
ソロになるとまた眠くなる。
トポスの内部と外部の問題。但し、そこには「何もなかった」(或る意味これがghostlyだ)。
外見はカッコいいのにね。
だからこそ、どれだけ美しい儀式をやろうとも<式>である以上、
そこには「初めっから」何かあろうはずがない。
数式と同じ。<式>は或る種の変換装置であって、その結果ではない。
帰り際、最近良かった舞台を挙げてもらうとやはりチェルフィッチュ。
しかも、その関連で(チェルフィッチュのブログで紹介された)
斉藤斎藤歌集「渡辺のわたし」も既読らしい。
3月の批評会も紹介したので、そこで歌人以外の、
文学以外の専門家からも意見が聞いてみたいもの、なんて思う。
斉藤斎藤第一歌集『渡辺のわたし』批評会
【日時】3月27日(日)13:30〜17:00 (開場 13:00)
【会場】 東京芸術劇場大会議室
【プログラム】
◇第一部・『渡辺のわたし』を語る会
鼎談: 岡井隆 小池光 穂村弘
◇第二部・出版記念パーティー 17:30〜
パーティ&レストラン パサル
東京都豊島区西池袋32513 リバーストンビルB1 tel 0339716660
【会費】第一部 1500円 第二部 4500円
【申込み】
下記内容をお書きの上、3月15日までにメールでお申し込みください
★★★ 申込みメール記載内容 ★★★
◇参加内容(下記から1つお選びください)
(1)第一部+第二部
(2)第一部のみ
(3)第二部のみ
◇お名前(ふりがな)・御所属
※メールの件名は「渡辺のわたし批評会」とお書きください。
申込先/問合せ先:花笠海月 info_clerk@yahoo.co.jp
【発起人】蒔田さくら子、奥村晃作、中地俊夫、石井辰彦、荻原裕幸
【運営】短歌人若手有志の会
歌集『渡辺のわたし』は【歌葉】にて発売中。
そして、本日はOTAKU展の凱旋である!
おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ ([特装版コミック])
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あれだけの話題の割に、一般300円の安さ!私も近日中に観に行く予定である。