【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(12)12月15日の加藤のnote記事について

加藤が12月15日にnoteに「#MeToo問題をめぐって」という記事を投稿しました。中島が記事に気がついたのは16日0時半のことでした。
note.com

投稿されたこと自体は本シリーズ記事に関わる一つの進展であると受け止める一方で、その内容には多大な問題が含まれると思いますので、加藤の記事の問題点を記しておきます。*1

加藤がいう、「11月27日に中島裕介が自身のBlogに掲載した「#MeToo」の文書」については、本シリーズ記事の(3)として以下のURLに設置していました。ただし、12月16日時点では、然るべき第三者機関のアドバイスにより、暫定的に非公開としています(状況が許せば同じURLで再公開します)
yukashima.hatenablog.com


本記事の公開にあたっては(3)で私が代理公開した「A」のチェックを経ていることを念の為申し添えます。

  • 「中島は、私の人格と名誉を傷つけた。」
  • 「しかし、今後、個人のプライベートな領域を踏み荒らすようなことがなければ、私は、この件について法的措置を講じるつもりはない。」
  • 情報源の秘匿
  • 「Aが誰なのか。信頼できる人からの情報提供で明らかになった。」
    • 11月30日に未来短歌会理事会開催
    • 中島の記事公開は11月27日、理事会での提議が28日夜
  • 「私は、強い衝撃を受けた。」
  • 「短歌は、Aさんの負担となった。」「短歌の世界を去った。」
  • 「この件では、多くの皆さんにご心配をおかけした。」

*1:中島の16日のツイートでも一部は言及しました。

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【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(11)2019年6~7月

今回は、加藤の6月と7月のツイートを確認します。加藤は6月には792ツイート、7月には537ツイートしていたようです(リツイート含む)。歌集の刊行やイベントなどがあった時期のようですね。今回は、さらっと進めます。

  • 「歌壇」7月号時評、斉藤斎藤による「作者にとって私性とは何か」
  • 7月6日:詩客短歌時評の連載中止が決定。
  • 7月8日:加藤、noteに「氷山は溶ける。濱松哲朗、中島裕介に」を掲載
  • 7月25日:中島、ブログ記事で加藤・森川の態度を批判
  • せっかくなので、詩客時評第2回に備えて作っていたメモを公開しておきます。
    • 加藤による濱松・中島の文章への<評価>、ニューウェーブの<評価>
    • 不正義の合意はできます
    • 私の結社論に対する理解がおかしいです
    • 「中島が詩客の時評連載第2回を書きたくないといっている」
    • 結局、加藤は人を選んでいる
    • 落としどころや和解を探る第三者は、むしろ邪魔
    • 闘争と連帯、社会的公正、尊厳
    • ここで扱わなければならないこと
    • 権力と権威は表裏一体
    • ボランティア(無償)だからこその権力
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【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(10)2019年5月:詩客時評前後の、加藤による脅迫(背景の時系列の確認)

ここで、2019年5月4日に、詩客に玲・濱松・中島の短歌時評が掲載されるまでと、その少し後までの流れを確認しておきます。ここでは、大変残念ながら、加藤が玲に対して行った脅迫について扱うことになります。

  • 玲による時系列の整理
    • 2019年2月上~中旬:詩客の短歌時評の担当が玲に委任され、玲は「ミューズ」発現問題を扱う方向で検討
    • 2019年2月下旬:詩客の複数人が、当事者である加藤に企画内容を漏洩
    • 2019年3月3日:森川の忖度と、「事前に詫びを入れろ」
    • 2019年3月12日~26日:加藤が企画に口を出して迷走
    • 2019年3月26~末日まで:加藤、「擁護論を入れろ」とゴネる
    • <2019年4月上旬:玲が加藤に擁護論者の情報を求めたか?>
    • 2019年4月上旬:詩客の一部関係者が加藤に記事内容を漏洩
    • 2019年4月25日~5月2日:加藤、「#Twitterの難しさ」を通じて玲・中島に逆ギレ、中島も怒る
    • 2019年4月26日~28日:加藤による、玲への脅迫(1)「擁護論を入れろ」
    • 2019年4月28日~30日:加藤による、玲への脅迫(2)「結社の長に言いつけてやる」
    • 2019年4月30日~5月4日、玲は不本意な「擁護論」を書かされます
    • (2019年5月4日、詩客サイトでの時評公開)
    • 2019年5月6日、詩客は短歌担当者会議を開催
    • 2019年5月9日、玲は詩客編集委員を辞任
    • 2019年5月16日、玲は法律相談へ
    • さて、ここで説明した事態の、何が「連絡の齟齬」なのでしょうか?
  • 以上、加藤の「Twitterの難しさ」、時評と森川記事、加藤による脅迫が、
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【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(9)2019年5月:時系列の確認、詩客時評への反応、詩客時評前後の圧力

今回は加藤の5月のツイートについて。450と少なめです。前回の記事の一環で、5月のいくつかの発言も取り上げていましたので、主にそれ以外――詩客時評公開後の話題を扱うことになります。5月の記事は

  1. (表面化している)時系列の確認、詩客時評への反応、詩客時評前後の圧力
  2. 詩客時評前後の、加藤による脅迫(背景の時系列の確認)
  3. 「短歌研究」6月号掲載の、加藤治郎ニューウェーブの中心と周縁」批判

あたりに分けておこうと思います。3つ目は、ニューウェーブという考え方に関わるため、飛ばすかもしれません。

  • 5月4日、詩客時評公開
    • 玲はる名「言葉を読むことと、心を読むことのむずかしさ」
    • 濱松哲朗「氷山の一角、だからこそ。」
    • 中島裕介「権威主義的な詩客」
  • 詩客時評前後の圧力
    • 森川雅美「『企画短歌時評alpha』を始める前に(はじめにぜひお読みください)」
    • 詩客時評掲載にいたるまでの、濱松・中島の指摘
    • 森川は問題を理解できていない
  • 5月20日、「短歌研究」6月号に加藤治郎ニューウェーブの中心と周縁」掲載
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【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(8)中間まとめ

加藤の発言を、「ミューズ」発言のあった2月17日から4月まで振り返りました。
本シリーズ記事についてTwitterでいくつかのご意見をいただきましたので、このシリーズ記事を通じて目指すもの・扱うものを改めて整理し、表明しておきたいと思います。

  • 目指すもの、扱うもの
  • 留意点(ジェンダー的不公正関連)
  • 留意点(ジェンダー的不公正関連以外)
  • ここまでの流れ
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【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(7)2019年4月

今回は加藤治郎が4月に行った835ツイートとその批判について(一部、中島の5月のツイートを含みます)。加藤からの反省表明があったにも関わらず、加藤が権威主義的な振る舞い、権力の暴力的行使を継続したことに対し、中島は強く批判する意志を固めていきます。

  • (暗示)
  • (3月から4月にかけて、加藤は選歌欄の方々が刊行した歌集の広報に努めています)
  • ハッシュタグ「#Twitterの難しさ」 ――中島からの批判
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  • 中島の「短歌研究」時評の「諸問題」など(番外)
  • これだけ理不尽な発言があり、私がその問題点を指摘しても、加藤は応答しないし
  • (次回予告)詩客時評をめぐる、加藤の圧力・脅迫へ
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