中ザワヒデキ音楽作品集発売祝賀ライブ

行ってきました。これもまたなかなか面白かった。
CD収録曲は演奏しない、CDの発売祝賀ライブ。


「Yoko'sFisrtLove」のファーストアクトに、最初は驚いたけれど、曲が進むにつれてだんだんと雰囲気に合ってきた感じだろうか。ボーカルの方って筝の奏者なんですね。
「方法による非方法」*1は笑えた。なんて自由なんだろう。頭の中でサバンナの高橋が「自由だー!」と叫んでいた。
カール・ストーン氏の回文朗読はユーモアに溢れつつもポエジーがあって、聞いていて心地良い。
中ザワヒデキ氏による解説は、これまでの歴史を振り返りながら、CDを聴く上で「留意したほうがより楽しめる点」を挙げていらっしゃったと思う。私自身の作歌にも多少関わる部分なので、その志向を改めて伺い、自分の立脚点が確認できたように感じた。
松前公高氏と山口優氏の演奏も非常によかった。特に松前氏の曲は聞きながら、現在企画中のゲームの風景が思いつくような。どうやらお二人ともゲーム音楽の作曲もなさっているようだけれど、曲を使わせてもらえないかなあ・・・。
最後に中ザワさんと松前氏、山口氏がかつて組んでいたバンドの曲の演奏。近くに座っていた白人女性がこの曲には妙にノっていたのも面白かったが、シンプルに楽しませてもらった。


終演後、カール・ストーン氏が近くにいたので、お願いして2人で写メを撮影。学生時代は、何度も彼の曲を聴き、それでパフォーマンスしたこともあったので感慨深い*2


小躍りしながら帰宅。2つの異なる、しかしどちらも非常に面白いパフォーマンスを観た。充実した一日だった。

*1:と、書いてみて今更ながら「ああ、確かに」と思う

*2:あと、どうでもいいことだが、私の語学力にしては比較的スムーズな英語で話せたし、彼の英語も非常に分かり易かった。これは個人的な成功体験として重要(笑)。