Rosas「Desh」

残業を早めに切り上げ、ギリギリに間に合う時間に出発したものの、職場から劇場へ向かう経路である南北線京浜東北線埼京線・中央線、全て遅れている。乗り換えの度に走ったのだけれど、うまく乗り継げない。結局15分ほど遅れて劇場に到着。やっぱり平日に舞台を観に行くのは(少なくとも今の部署では)難しいなあ。


パンフレットを買ったりはしたものの未読。つまり、まだ勉強不足なので、色々よく読んでから詳細を書きたい。想像通り雰囲気の美しい舞台だったと思う。


ただ、今までローザスの作品を観ていると、ダンサーの動きに私の身体も反応して緊張していたのだけれど、今回はそれがない*1。なぜだろう、と思っていたら、どうもダンサー同士が互いを観ている。即興的な動きをあわせようとしていて、タイミングを合わせるためにかなり他のダンサーを見ている。注視している。さらに、アンサンブルとして動きの速度をあわせるために、ケースマイケルが一瞬(腕を強張らせるようにして?)動きのスタート時点を遅らせている。
もしかすると、今までは「ダンサーが踊る姿」に触発されて、客席の私の身体も無意識下で踊っていた要素もあったのだけれど、それが「ダンサーがダンサーを見る姿」に触発されて、自然、私の身体もリラックスしていたのかもしれない。
あと、ソロ、特に男性のソロは即興だったのかもしれない。どうだろう?

というわけで、また調べておいて、気が向いたら書きます。

*1:もともとは前から4列目ど真ん中という絶好の席だったのだけれど、遅れて入ったので後ろから3列目の下手端に座ることに。ところが、隣のオッサンは放屁する。連発する。におう。欠伸も野良犬並みに臭う。隣の私を小突くようにして身じろぎする。オッサンから離れる方向に一つ席が空いたので、そこに移ったが今度は鼾をかいている。ホント、どうしようもなく集中力がが削がれてた。そういう集中力の無さが今日の自分の身体感覚にもフィードバックされていると思う。ちなみに、ふと見回してみると、普段のダンス公演に来ている客層とちょっと違う気がする。客席も、Rosasの公演の割には空いている。何か関係者や近隣の住民にチケットを配ったんだろうか?