【本編】加藤治郎さん、あなたは文章が読めない(10)2019年5月:詩客時評前後の、加藤による脅迫(背景の時系列の確認)

ここで、2019年5月4日に、詩客に玲・濱松・中島の短歌時評が掲載されるまでと、その少し後までの流れを確認しておきます。ここでは、大変残念ながら、加藤が玲に対して行った脅迫について扱うことになります。

玲による時系列の整理

5月17日に玲がブログ「スカイ・パレード」に投稿した記事の内容のうち伏せられていた箇所を、すでに公になっているブログ記事やツイートと照らして復元しつつ、他のツイート等と検証していきます。復元及び本記事の構成にあたっては玲のチェックを受けています。
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以下、ブログの様式が異なることもあり、可読性向上の観点から、文章自体に関わらない範囲で編集しています。今回の引用箇所(四角で囲われた文章)はすべてこの5月17日付の玲のブログ記事からです。


よって、この記事は玲の回顧が真正であることを前提に構成されています。加藤や詩客から、玲の回顧に事実誤認があることが客観的に示された場合には喜んで本記事を改め、私のミスをお詫び申し上げたいと考えております。

2019年2月上~中旬:詩客の短歌時評の担当が玲に委任され、玲は「ミューズ」発現問題を扱う方向で検討

現在、中断されていることを、簡単に整理してみる。

  • 加藤氏の発言「ミューズ」を検証する企画を立てたのは玲である。
  • 企画は執筆者に打診され、同時に掲載サイト「詩客」にも連絡をした。
  • 執筆者からの承諾を得るために企画内容は執筆者に公表した

「執筆者に打診」として、中島が玲から連絡を受けたのは2月19日でした。詩客への連絡もこの日前後だろうと思われます。
玲のブログ記事では、2月25日時点ですでに玲が「詩客の短歌担当者」としての打診を受けたことを公開しており、詩客全体の構成を検討していますが、実際の打診そのものは2月19日より前だったのでしょう。
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確かに、企画が詩客から承認された後に、玲が執筆者に連絡をするほうが、執筆者側の混乱を防げた可能性はあります。


なお、詩客の実行委員に玲が加わったことが森川のTwitterから公表されたのは3月28日のことです。だいぶ間が空いています。

2019年2月下旬:詩客の複数人が、当事者である加藤に企画内容を漏洩
  • 掲載サイト「詩客」(複数人)が企画内容を加藤氏に意図的に伝達(提出資料・掲載サイト「詩客」への参加を承諾時の「詩客」概要書類)
  • 玲は初めて加藤氏が掲載サイト「詩客」の顧問であることを認知する(加藤氏と掲載サイト「詩客」とのやりとりについては資料を持たない)

誰かは定かでありませんが、詩客の複数名が加藤に対し、玲の企画内容を漏洩したようです。(なお、犯人探しをする気はありませんし、皆様も犯人探しをされないようご協力ください。この案件を通じて得られた教訓を次につなぐことを一緒に考えていただければ嬉しいです。)

詩客の顧問であることは加藤も4月26日に明言しています。

2019年3月3日:森川の忖度と、「事前に詫びを入れろ」
  • 掲載サイト「詩客」の代表者(森川:中島註)から玲に対して企画名の変更の打診が入る(提出資料あり)
  • 企画名の変更は、企画内容そのものへの変更が生じるため、執筆者たちに、その理由(当然尋ねられるもの)と共に伝達し打診
  • 執筆者から企画名変更の打診を承諾して頂く。新しい企画名については、今後執筆者の意見を聞きながら本来の企画内容から遠ざからないように検討する旨伝達。
  • 企画名変更の承諾を掲載サイト「詩客」へ伝達

企画名の変更について、玲から中島に「NWを考察する」等への変更の連絡があったのは3月3日23時でした。森川から玲に企画名変更の打診があったのは同日以前となります。

森川が、企画名変更を自らの意志で行ったことは、森川が明らかにしています。とはいえ、その際に玲から私に対してDMで伝達された内容はかなりひどく、

  • 顧問が加藤治郎なので「NWを考察する」など個人攻撃にならないような企画にならないか
  • 事前に詫びを入れて欲しい

と書いてあります。後述する法律相談を玲が行った際に「提出資料あり」(相談相手側に開示した資料がある)としていますので、森川から玲への連絡の段階で「顧問が加藤治郎なので」「詫びを入れて欲しい」という主旨の言動があっただろうことは信頼してよいでしょう。
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「顧問が加藤治郎なので」という断りが、加藤に対する忖度でなければなんなのでしょうか?
そして、「詫び」ではなく「断りを入れて欲しい」という主旨であったとしても大問題、断りを入れるのが玲からであれ執筆者からであれ、そして断りを入れる相手が加藤であれ森川であれ大問題(すでに(7)で見たとおりです)です。ましてや事前に入れるものが「詫び」とは……完全にヤクザの恫喝と同じです。ヤクザと同じような恫喝をしておいてなお問題が生じないのですから、加藤や森川にはきっと遠からず「桜を見る会」へのご招待がかかるものと想像します。

2019年3月12日~26日:加藤が企画に口を出して迷走

しかも結局、加藤自身が企画に口を出してきます。

  • 企画名変更について執筆者からの了承を得た頃、加藤氏が再度の企画名変更の申し出がある。(提出資料あり)
  • 掲載サイト「詩客」が企画名の再度の変更申し出を了承

 

  • 執筆者たちに再度企画名変更についてその理由(当然尋ねられるもの)と共に伝達し打診。
  • 執筆者たちに了承を得て掲載サイト「詩客」へ報告

 

  • 執筆期間に入る

企画名を「ニューウェイブ再検証」へと変更するという連絡を、私が玲から受け取ったのは3月12日午前です。あわせて、この時評企画が3回にわたる予定であることや、その第1回は「ミューズ発言とそれに関連するフェミニズム等」を扱うこと、他の執筆者の予定(玲・濱松・中島を含めた計5名)を聞きました。中島からは「加藤の言動の問題はフェミニズムに限られたものではなく、短歌における権力の問題であるが、ひとまずこの構成で承知した」旨を返信していました。


同日午後、「加藤が、時評企画全体のタイトルについて『ニューウェイブにすると他の3人に迷惑が掛かるので、ミューズ問題の方向に戻して欲しい』と言っている」「タイトルについては玲が模索する」という連絡が玲から中島にありました。
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加藤が口を挟めるようになったために企画が迷走しています。加藤に情報を漏洩したこと、そして、漏洩後も当事者である加藤の口出しを容認した詩客側の忖度ぶりには私も頭を抱えます。その一方、玲と中島の間では問題意識を共有できているものと考え、企画全体のタイトルについては玲に委ねました。


他方、加藤の4月26日付ツイートによると「加藤擁護論と同じタイミングです/物部さんに要望しました//ミューズ問題は私の問題であって、荻原裕幸さん、西田政史さん、穂村弘さんには一切関係のないこと/ミューズとニューウェーブを関連づけた特集にすると3人に迷惑をかける/別のタイトルにしてもらえないかという要望です」と述べています。


後述しますが「加藤擁護論と同じタイミング」とは、加藤のツイートに照らせば4月上旬のことであり、玲と中島が認識している3月12日とは1ヶ月近く時間が離れています。少なくとも「加藤には大幅な記憶違いがある」といえそうです。

加藤のその見解に対して、4月26日夜に中島は以下のように回答していました。






3月26日、企画全体のタイトルについて「SNSの言葉 ~想像力と価値観のコウシンを見据えて~」としてはどうか、という打診がありました。中島は「玲が、執筆者全体のバランスを見てタイトルを決めたのであればそれでよい」旨を伝えました。なお、実際に公表された企画タイトルは「短歌時評alpha」であり、だいぶあっさりとしています。最終的タイトル案は、事前の校正まで執筆者に明かされることはありませんでした。


結局、加藤が企画や全体タイトルに口を挟んだ結果に迷走し、玲や他の関係者が相当振り回されたのではないか、と思います。その点、私が玲から伝え聞いたのも迷走全体の極一部だっただろうと想像しています。

2019年3月26~末日まで:加藤、「擁護論を入れろ」とゴネる
  • 加藤氏と掲載サイト「詩客」から企画の擁護論の執筆者D氏を紹介される
  • D氏と直接メールで話をして「擁護論」が書けるのかを尋ねるも、よく検討はして頂いたが、今回は降りるとのこと。降りることについては加藤氏と相談をし、決定後は加藤氏に降りたことを連絡をしたとのこと。(提出資料あり)

 

  • その後、加藤氏の擁護論を書ける人物を(玲が:中島註)個人的にあたるも見当たらず。
  • 加藤氏からも、その後D氏以外の擁護論の執筆者の打診はなかった。(「加藤氏は『不要』と判断された」と(玲は:中島註)認識)
  • 加藤氏に対する同情から、念のために玲が擁護論の下書きを始める(これを掲載するとは言っていない)
  • 万一必要なときは擁護論を玲が書くことは可能である旨を掲載サイト「詩客」には伝達済
  • 掲載サイト「詩客」は私からのメールを断りなく加藤氏へ随時転送していた様子
  • どのタイミングかも不明だが、玲の知らない内に加藤氏は玲が擁護論を書く「約束」をしたと認識した様子

(7)でも見たように、加藤は詩客の企画や他人の原稿に対して「両論併記」、すなわち自分の擁護論を入れるように迫ります。これもまた、詩客の関係者が加藤に企画情報を早い段階で漏らし、かつ加藤の口出しを容認したことによる悪影響です。ここまで十分に、加藤は自身で連絡をしていないだけで、十分執筆者や玲に対して圧力をかけていると考えます。
加藤は、自身が批判されるべき言動を行いました。それを批判的かつ建設的に討議する企画、すなわち、加藤が問題の収束を図りうる機会に「擁護論を加えろ」と口を挟むとは何事でしょうか……。加藤は深く恥を知るべきだと思います。


「ミューズ」発言については、加藤が繰り返した「回顧録だから」「メモだから」では一切擁護のしようがないレベルの問題でした。にも関わらず、無用な両論併記は「百害あって一利なし」であるのは言うまでもありません。事実に基づいた情報が、事実に基づかないフェイクとの両論併記によって歪められてしまいます。「ホロコーストがあった(ただし、「ホロコーストはなかった」と主張する人もいる)」という後者の<主張>は、前者の事実と併記される価値があるとでもいうのでしょうか。
www.webchikuma.jp
gendai.ismedia.jp

<2019年4月上旬:玲が加藤に擁護論者の情報を求めたか?>

4月26日の加藤のツイートによると「3週間ぐらい前、物部さんから、加藤擁護の立場から1人執筆を依頼したい、だれか紹介してくださいと依頼がありました/私は、Aさん(玲がブログで記述するところの「D氏」:中島註)を物部さんに紹介しました/Aさんの諾否は聞いていません」とあります。


玲のブログの記述に基づけば、3月26~末日までに「D氏と直接メールで話をして「擁護論」が書けるのかを尋ねるも、よく検討はして頂いたが、今回は降りるとのこと。降りることについては加藤氏と相談をし、決定後は加藤氏に降りたことを連絡をしたとのこと。」です。加藤にとっても(玲のブログにおける)Dを紹介したのは、4月26日よりも3週間ほど前のことですから、どうにも時間が食い違います。少なくとも、Dが加藤に直接「企画を降りた」と伝えたのであれば、一般的に考えて、4月26日時点で加藤が「Aさんの諾否は聞いていません」というのは嘘か記憶違いになります。玲の記述によればこれも「(提出資料あり)」とのことですので、Dから加藤へのメール等の記録が玲に共有されていたのだろうと思われます。


私と玲とがやり取りした記録(前掲画像)から考えると、3月12日午後には「ニューウェイブにすると他の3人に迷惑が掛かるので、ミューズ問題の方向に戻して欲しいという連絡」が加藤からあったようです。もし加藤が「ミューズとニューウェーブを関連づけた特集にすると3人に迷惑をかける/別のタイトルにしてもらえないかという要望」を出したのが「加藤擁護論と同じタイミング」であったのだとしたら、加藤は3月12日時点で加藤擁護論を玲や詩客に要求していた、と考えるほうが妥当であるように思われます。
ただし、「加藤擁護論を入れるよう言い出したのはいつ・誰であるか」は、玲・加藤の両者から決定的な証拠はオープンになっていないため、確定するのは困難です。

2019年4月上旬:詩客の一部関係者が加藤に記事内容を漏洩
  • 執筆期間が終る

 

  • 執筆者(3名)から集めた原稿を掲載サイト「詩客」のブログへ登録(下書き保存)
  • ブログへの登録(下書き保存)が完了した旨を掲載サイト「詩客」へ報告。内容が掲載サイト「詩客」への批判を含んでいる旨も同時に連絡。玲から掲載サイト「詩客」へ対策があれば、行うように打診。(直接執筆者と話し合うなどの対策の指示はなかった)

 

  • 掲載サイト「詩客」が執筆内容を確認し、掲載サイト「詩客」の誰か(不明)が加藤氏に執筆内容の一部を意図的に伝達(この時点で執筆者の名前まで知っていたかは不明)

中島が玲に原稿を送付したのは4月1日深夜です。ここでいう「執筆者(3名)」とは、濱松・中島と、後に原稿を取り下げる1名の計3名(玲を含まない)と思われます。玲の記述に拠れば、4月1日から、加藤が「Twitterの難しさ」を投稿し始める25日までの間に、加藤は自身が批判される時評が、玲の企画の一環として掲載されることを承知していたことになります。


この時評企画をめぐる加藤と詩客(の一部関係者)の関係は、「政治家や財界人などの有力者が、その権力に基づいてマスメディアに圧力をかけて、自らや友人のダメージコントロールを図る」のと同じ構図です。本ブログをご覧になった方々は「有力者を批判する記事が出る前に、その有力者にその情報を流すマスメディアやその記事」を信用なさるのでしょうか?自身が決意して、コンプライアンスに則った内部告発を行った際に、告発先から告発対象者に情報が漏れ、自分が告発先や告発対象者から責められたらどう思われるでしょうか?――現在の日本社会らしいとは思いますが、このままでよいとは私は考えていません。だから、私は声を上げています。


ただし、繰り返しになりますが、私は、詩客の関係者全員に問題があるとは思っていません。これまでの活動にも最大級の敬意を払っています。その上で、こういった事態が生じないよう、加藤や、一部の関係者に、今後、厳にご注意いただきたいのです。

2019年4月25日~5月2日:加藤、「#Twitterの難しさ」を通じて玲・中島に逆ギレ、中島も怒る
  • 加藤氏がTwitterで「#Twitterの難しさ」を連投し始める。
  • それに対して中島氏などが反論を始める
  • 予期せず掲載前の企画の内容が万人に漏れる状況となる
  • 不測の状況が起きたため、執筆者3人の負担にならない程度に現在起きている状況を伝達し、通常の状況とは違う騒ぎの中でも掲載の意思があるかを確認。
  • 1名の執筆者が掲載を断念し、降りる判断をする。

 

  • 加藤氏からTwitter「#Twitterの難しさ 4(これは「6」かと思われます:中島註)」において玲に対する個人批判を行う。(内容について反論可能)

私が反論を始めた際に、詩客の時評企画について情報を漏らしたのは褒められたことではありません……。玲をはじめ、関係者の皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。


ここまで約2ヶ月にわたり、玲に口出しし、執筆者に対して陰に陽に散々圧力をかけまくってきた加藤が、「現在、立場上発言ができません」といわざるを得ない物部*2を、それこそサンドバッグのように叩いている。



4月26日朝、加藤と玲(物部)のツイートを見た私はさすがに黙っていられませんでした。




4月26日17:11時点で、加藤は「初耳です」ととぼけていますが、ここまでお読みいただいて分かるとおり、実際には既に玲や執筆者に圧力をかけていました。そして、このあと玲には更に強い圧力をかけていきます。*3







玲のブログの記述に基づけば「D氏と直接メールで話をして「擁護論」が書けるのかを尋ねるも、よく検討はして頂いたが、今回は降りるとのこと。降りることについては加藤氏と相談をし、決定後は加藤氏に降りたことを連絡をしたとのこと。」であり、この時点で、加藤が「Aさん(玲の記述する「D氏」:中島註)の諾否は聞いていません」というのは、嘘か記憶違いになります。玲の記述によればこれも「(提出資料あり)」とのことですので、Dから加藤へのメールが玲に共有されていたのだろうと思われます。





2019年4月26日~28日:加藤による、玲への脅迫(1)「擁護論を入れろ」
  • 加藤氏から掲載サイト「詩客」の主に玲に対して意見が入る
    • 掲載の差し止めか延期の要求
    • 擁護論の掲載を要求(当初は必ずしも擁護論掲載の「約束」を玲からはしていない。掲載サイト「詩客」が加藤氏と個人的にしたかもしれないが玲はそれを知らされてはいない)
    • なぜ擁護論がないのか玲への追及
    • 玲(に対して:中島註)は、なぜまだ擁護論が提出できないと強要
    • 加藤氏から「私は、覚悟をもって対処します。」と脅される
    • どうやらD氏が擁護論執筆を降りたことを記憶していない様子(提出資料:メール「加藤擁護論がないのですか?」)

 

    • D氏に擁護論執筆依頼の際の状況をメールで再度確認。降りた際にすぐに加藤氏に報告しているとのこと。

これについては、私から言を付け加えるまでもありません……

2019年4月28日~30日:加藤による、玲への脅迫(2)「結社の長に言いつけてやる」

脅迫としてさらにひどいのはこちらです。

  • 加藤氏から守秘義務(他言を禁じた上で:中島註)にて「ミューズ問題の状況」というメールが届く

 

  • 加藤氏から守秘義務(他言を禁じた上で:中島註)にて「今回の企画の収拾について」というメールが届く
    • 再度、掲載の中止か延期を求められる。
    • 「6)今回の不始末の対処」において企画をした玲個人を批判
    • 内容は以下。

玲さんの企画について、

玲さんの所属する「●●」(玲の所属結社)のしかるべき方に
掲載サイト「詩客」(現代詩)にご迷惑をおかけした旨、お伝えします。
もちろん、玲さんから報告していただけるならそれでけっこうです。

これは、歌壇のあり方として、当たり前のことです。
会員による不始末を「●●」主宰が知らないのであれば、
主宰は<現代詩>に対して恥をかきます。
もし、顧問の私が「●●」に事実を隠蔽した場合、私の責任問題となります。

    • 当該(メール文中:中島註)の「6)今回の不始末の対処」を玲は恫喝・脅迫と受け止める。
    • 尚「●●」の主宰ではないが、相談できる人数人へは報告済。(提出資料あり)
    • 尚、掲載サイト「詩客」はチーム制となっており、玲のチームのチームメンバーへは伝達済。

玲は4月28日に「活動範囲と個人情報の取り扱いについて」というタイトルの記事を、4月30日に「活動範囲と個人情報の取り扱いについて、その後」というタイトルの記事を投稿します。
blog.livedoor.jp
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後者の記事に「前回「活動範囲と個人情報の取り扱いについて」をブログに整理させて頂いてから~私が個人として参加している活動について、そこで起きた出来事を、私が所属する結社の長たる人に報告するというものです。しかも、誰にも相談せず、秘密裏にすることを求められました。」とあるため、4月28日の記事投稿後~4月30日の玲の記事投稿前に、加藤が「玲の所属結社に通報する」という圧力をかけたことになります。


加藤は、他人への相談を禁じた上で、玲の所属結社の長を人質に、玲に対して強請・脅迫を働いています。*4こういった脅迫が、加藤の権力の下で許容・看過されることを、私は一切拒否します。


(2019年12月11日13:25追記)
物部鳥奈=玲はる名が、加藤から受け取ったメールを公開しました。こちらに共有いたします。メール一覧から、4月28日にかなり集中的にメールのやり取りが行われたことがわかります。



2019年4月30日~5月4日、玲は不本意な「擁護論」を書かされます
    • 私が擁護論を打診した全員の名前を加藤氏へ報告するよう命じられる加藤氏へ擁護論の執筆を断った人の名前を伝達するなど、その人の身の安全が守れないため拒否。
    • 私の所属結社「●●」に迷惑は掛けられないため、元々は同情のため用意し、提出する義務のない「擁護論」を執筆させられる(精神的被害を訴えることは可能と弁護士に確認済)
    • 所属結社としては毅然と対処できたかもしれないが、所属結社の人々は皆多忙のため、玲のために時間を使わせるわけにはいかなかった。また、企画掲載をしてもらうためにはこの選択しかできることがなかった。

 

  • そもそもなぜ個人活動を関係のない所属団体に告発するのか不明
  • 「不始末」は不当と判断していたが、加藤氏が激高している様子だったのでまずは様子を見る判断をする。

 

  • 現在、企画は掲載中。また今後については、掲載サイト「詩客」にて話し合いが行われ、企画の打ち切りなどが検討されているが、今後、企画者として執筆者の意見を伝達してゆく予定。

玲が所属結社に迷惑をかけないために、あるいは濱松や私の時評を守るために、玲は加藤の要求を呑んで、擁護論を書かされることになります。

(2019年5月4日、詩客サイトでの時評公開)

ここで前回の記事(9)で示した、表の歴史へと繋がります。時評は無事に公開されています。見た目がややうるさくなるため、ここではリンクをテキスト形式で貼り付けるに留めます。

2019年5月6日、詩客は短歌担当者会議を開催
2019年5月9日、玲は詩客編集委員を辞任

玲の6月18日付けの記事で、5月6日に詩客の短歌担当者の会議が開催されていたこと、5月9日に詩客編集委員を辞任していたことを明らかにします。
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2019年5月16日、玲は法律相談へ

ここで、本記事冒頭に戻ります。5月17日、玲は前16日に法律相談に行ったことを自身のブログで明らかにします。

さて、ここで説明した事態の、何が「連絡の齟齬」なのでしょうか?

www.facebook.com

連絡の齟齬など何一つなく、曇り一点なく加藤が玲を恫喝・脅迫したのではないのですか?詩客代表である森川に対して「短歌時評alphaの実施にあたって、加藤が玲に行った言動について、どのようにお考えになるか見解を明らかにしていただきたい」と考えております。

以上、加藤の「Twitterの難しさ」、時評と森川記事、加藤による脅迫が、

ゴールデンウィーク前後にすべてまとまってやってきました。便宜上、記事を分けましたが、(7)(9)(10)は全て同時並行しています。


これだけのことがあって、加藤は、濱松や中島の時評、その他の記事への応答も終えていません(濱松の時評に対しては何一つ始まってもいません)。Twitterを中心に、加藤に問いかけ、あるいは苦言を呈した方々に対しても何ら反省の弁もありません。詩客においても「連絡の齟齬」で片付けていました。私はこういった権力の暴力的行使には断固として反対します。


加藤が「ミューズ」発言以降の言動を反省・謝罪する気がないのであればそう述べるべきです。反省・謝罪する気があるならそう述べるべきです。ことばに対して誠実であることが歌人であることの、文筆家であることの、本質ではないでしょうか。きっちりと加藤が見解を述べた上で、ジェンダー的不公正や文学的不公正について議論がしたい、ということであれば私は真っ向から応じます。

*1:四角で隠した箇所は、他の歌人への言及がある箇所。詩客記事に直接関わらないため、ここでは開示しません

*2:ただし、「立場上発言ができない」ことを加藤が知っていたのか、それとも森川の忖度により玲にそう指示していたのかは、記事等から判別できません。

*3:2019年12月7日23:45、「そして」以降を追記しました。

*4:加藤はそれが許されるとご判断されているのですから、当然のことながら、未来短歌会の代表者や理事に、加藤が行った所業を全て明かされて説明を求められてもよいはずです。私だって、加藤がまともに反省・謝罪していたならば、こんなシリーズ記事だって書かずに「ああ、まだまだ短歌の世界には自浄能力があるのだ。人は反省し、改悛できるのだ」と思えました。本当に、本当に、残念でなりません。