ダンスとモデル

以前から考えていた思いつきの備忘として。風呂に入りながら、なぜかふと思い出したので。詳細は鷲田清一の著作を再読後に追記すること(→自分)。

  • モデルとは、自分の身体以外のもの(主に衣服)に対し、より高い強度を付与する技術を有する者、或いはそれを職業とするものの総称である。
  • モデルがマネキンと異なる点は動くことが出来る点にある。
    • また、モデルは、己の体型に対して自覚的であることにより、その衣服などをより高い強度で見せるための手法を自ら選ぶことができる。
    • ただし、モデルもマネキンも、等しくデザイナーやスタイリストといった他者の視線に晒されている。
    • モデルはどのような体型であっても、身体的・演劇的権能を有していても、その上位において、衣服などを見せる技術を優先させることが出来る点にある。
  • ダンス。ダンサーは己の身体及びその動作そのものに強度を付与する技術を有する者である。
    • ダンサーとモデルとの差異は、強度を付与する対象の差異にある。
  • 舞踏を比較対象とするならば、舞踏手は己の身体的経験や演劇的神話性を基盤に、己の身体及びその動作に強度を付与する技術を有する者である。
    • 強度を付与する対象において、ダンサーと同じくし、モデルとは異なる。
    • 舞踏手とモデルとの差異は、身体的経験の日常性と、演劇的神話性を己に付与するか否かにある。


ああ、改めて書いてみるとどうでもいいなあ・・・。