速報。塚本邦雄氏、逝去。-before lunchtime in office

本当にショックだ。

http://www.sankei.co.jp/news/050610/bun013.htm



一度、色々と書いたが、ブログサーバーの不都合で全部消し飛んだ。非常に腹が立つ。

しかし、尚、再度、時間を置いて、備忘として、以下に記す。



あれから5日が経った。

ニュースが飛び交い、英文記事を読み、通夜があり、告別式が行われ、職場で自分の文章の拙さに躓いた。



珂瀾さんの日記を見て、書くことが無くなった。(あえてトラバしない。)

私はそれに加えて言えることなんて無い。



詠い続ける勇気・覚悟を珂瀾さんには問われ続けてきた、と思う。まだ多分明確には応えられないだろう。多分、私が拠って立つところはずれている。愚かしいと落ち込む。



とうとう塚本氏には会うことが出来なかった。

だから(といってはおかしいが)全集を読むことにした。



そういえば、9日、第1回歌葉新人賞を振り返った。

70年代以降生まれの歌人を思い浮かべて、自分のダメ具合に落ち込む。



若手が多い、面白い時代なのだ。



一読者として面白いものを読める時代というのは嬉しい。

それでもそこに自分がいないのは悔しい。



愚かしかろうと、それでもやらねばならないのだ、と自戒。

そして、合掌。